斜面の下側と上側に分かれて、目をこらし

ヘボにつけた印を探す参加者さん達。


皆さん少々疲れが見え始めました。


その時です!


やぶちゃん「マルで~す!!」

(やぶちゃん達の間で巣を見付けた時にこう言うらしい)


見つけたのは恵那から参加しているOさん。

恵那市ふるさと活性化協力隊のブログ-hebo09

見ると盛んにヘボが出入りしています。


別チームがぼっていたヘボは、かなり巣が遠いようで、

この日は捜索を断念しました。


さて、いよいよヘボの巣を掘り出します。

・・・と、その前にやらねばならぬ儀式があります。

それは、穴の付近をトンッと叩く事。



外に出ていたヘボが巣に帰ってきたら、トンッ!

また帰ってきたらトントンッ!



こうして軽く振動を与えると、ヘボが警戒して外へ出て行かなくなるそうです。



巣を叩かれて怒りもせず、出ても来ず

「なんか日本人ぽいな・・・」

参加者さんからそんな言葉がこぼれました。

日本人が全員うんうん、とうなずく中、イギリス人のSさんは苦笑い。


10分ほどトンッを繰り返し、そろそろ帰ってくるヘボがいなくなった頃、

ついに明男さんが動き始めました。


明男「そろそろええか」


そしておもむろにタバコを一服。

そのタバコの火でセルロイドに火をつけ、巣をちょこっと燻します。

恵那市ふるさと活性化協力隊のブログ-hebo10

この煙でヘボを一時的に麻酔に掛け、その間に巣を掘り出すのです。


でました!明男さんの勝負服!!

恵那市ふるさと活性化協力隊のブログ-hebo11

いつもの穏やかな表情は、ハンターの顔へと変っていました。


鎌やはさみで木の根を切り、掘り出していくと・・・・


出た~!これがヘボの巣です。

恵那市ふるさと活性化協力隊のブログ-hebo12

この日は7センチ程の巣でした。


この時期としては小さいほうだったそうです。



さてさて、無事に巣を掘り出しイベントも終了かと思いきや

別の場所でヘボぼいを続行していた、大島さん、やぶちゃんチームから連絡が。



「こっちで巣見つけたから、来てくれ!」


なんと、巣を掘り出している間にも2箇所発見したらしい。

さすがプロですな~


その後、もう一箇所の巣を掘り出し、計2巣を持ち帰りました。

今回掘った巣は明男さんの自宅で飼育され、今後のイベントに利用されます。

恵那市ふるさと活性化協力隊のブログ-hebo13

明男さんご夫婦、やぶちゃん、ご協力下さった皆さん

ありがとうございました。

そして一日山の中を登ったり下ったりした参加者さん、本当にお疲れ様でした。


「これだけ苦労してまで取るヘボはどんな味がするのか

 是非食べてみたくなった」


との声がありました。

11月3日には「全国ヘボの巣コンテスト」が串原で開催されます。

毎年大好評のヘボ五平餅も販売されます。

ぜひご参加下さいね。


それとは別に、ヘボを食らうイベントも行われるはずなので、乞うご期待!



最後にCMですが、ヘボぼいの前日に行われた

「リフォーム塾」の様子が、テレビ放映されます。

ぎふチャン

8月7日(水)午後6時からの「ほっとライン」にて放送されます。

皆さん見て下さいね~


ぎふチャンが見れない方は、放送日後にアップされる動画を

見る事もできます。

詳しくは↓

http://www.zf-web.com/hotline/

みなさん、やっとかめ(おひさひぶり)です!


串原にも暑い夏がやってきて、キャンプや川遊びなどを

楽しむ方たちが沢山訪れるようになりました。


私達は遊びに来る人たちを迎え入れる立場なのですが、
みなさんが楽しんでいる姿をみるとなんだかこちらもウキウキニコニコ


さて、串原で夏といえば・・・


そう!ヘボの季節!!
夏の暑さにも負けぬ、熱いヘボハンター達の季節なのです。


ヘボとは、クロスズメバチのこと。


長野や岐阜の山間地では、昔からハチや

ハチの幼虫を食べる食文化があります。



そして、夏はヘボ探しの最盛期なのです。



今回の里山体験は、その「ヘボぼい」を体験しました。



今回のヘボぼいの師匠は、この方

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ヘボをぼい続けて40年の明男(ハルオ)さん。

夏の間は、ほぼ毎日山へ入りヘボぼいをしています。


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まずは明男さんのお家で、ヘボハントに必要な道具や

ヘボを飼う巣箱を見せてもらいます。




それでは、ヘボぼいの道具達をご紹介~


その①ハコ

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ヘボの巣を掘り出した後、この木箱に入れて持ち帰ります。



その②発砲スチロール

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小さい発砲スチロールに糸を通した物の先にヘボのエサをつけます。


エサを抱えさせてヘボを飛ばし、発砲スチロールを

目印にして巣を探し出します。


目印は人によって様々。綿や紙を使う人もいます。




その③

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これが無いとまずいな・・・防護服。


ヘボちゃんは大変おとなしいですが、さすがに巣に

いたずらされていると怒って刺します。



オマケ

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遠いときはこいつを使うんだ!
トランシーバー!!


今回は大勢なので使いませんでした。



さあいよいよ山に入っていきます。

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山といっても登山道などありません。

結構な傾斜の道を長靴で歩くのは大変。



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明男さんがすでに山中にエサを刺しておいてくれました。

この日使ったエサはイカの切り身。




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お!おお!!早くもヘボがエサについているではありませんか




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さっそく持ってきた目印にエサを取り付け、ヘボに持たせます。




明男「おお~い、飛んだぞ!!」


参加者「???」


なかなか慣れていないと、すぐに目印を見失ってしまいます。



特に空を仰いでしまうと、目印の白と空や雲の色が重なり、

あっというまに分からなくなってしまいます。


熟練の人でも巣を探し出せない事もあるそうです。



ところで、なぜ広い山の中で小さなヘボをぼえるかというと、

ヘボのある習性を利用するのです。



ヘボはエサをみつけると、何回も同じ場所にやって来ます。
これをヘボ用語では、「エサにつく」「エサにかよう」と言います。

エサにかようようになったヘボは、大体同じルートで飛行します。



ヘボに目印を持たせ、どこまで飛んだかを見える範囲で覚えておき、

次は目で追えた所まで移動して、次に飛ばしたヘボを

見える範囲まで目で追います。


それを何度か繰り返し、ようやく巣を探し出すのです。



ヘボに上手くエサを持たせる技術、ヘボをぼう目、


そしてなにより根気が必要です。



今年はヘボの数が多いようで、

この日はあちらこちらの巣からヘボがかよってきていました。


1匹のヘボにマーカーで印を付け、そのヘボを中心にぼっていきます。


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こちらは森林塾でおなじみのやぶちゃんのチーム。

やぶちゃんも毎年ヘボぼいをする熟練ハンターの一人。


やぶちゃんのお兄さんは串原のヘボ愛好会の会長さんです。


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最年少Hくんもエサを持たせるのに挑戦!


人数は多くても、ほとんどの方がヘボぼい初心者。

みなさん悪戦苦闘しています。


さあ果たして巣は見つかるのか???


後編へ続く


みなさん、こんにちは、さとこです。
大変ご無沙汰しておりました。

というのも、森林塾が管理委託を受けている、旧校舎の宿泊施設である“奥矢作レクリエーションセンター”の営業が再開して(耐震工事でしばらくお休みしていた)、そちらの方の業務に携わったりなどしていて、なかなかブログを書こうという時間が持てずにいたのです。
それより何より、わたし自身が、今後の生き方暮らし方を考えていて、ブログどころでは無かったのが実のところです。


季節はすっかり夏になりました。
蝉も鳴き始めて、蚊も飛び始めました。
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レクリエーションセンターは、もとは串原の小学校で、戦後はその敷地の多くが畑だったそうです。
子どもたちは、当番で家から薪をしょっていき、それは教室のストーブの燃料になりました。
運動場のトラックの中心は、サツマイモ畑でした。
これは理事長の大島さんに聞いた話です。


わたしは、7月にフランスに行きます。
2週間の海外研修です。

初めての海外です。
まったく未知の世界です。
何が起こるのか、変わるのか、何も変わらないのか、自分は生きて帰って来れるのか、まったくわかりません。

今わたしの好きなものがもっと好きになれて、迷いなく進める自信が得られたらいいと願います。
帰ってくる時には、いま当たり前に感じてしまっているすべての奇跡に気づけるようになっていたいです。


奥矢作レクリエーションセンターは、赤字の宿泊施設です。
ここは、むかし村の子どもたち、大人たちが集う学校でした。
みんなが身体を動かして、学ぶ場でした。

その時の姿に戻せないかと、私は今ぼんやりと考えています。


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