皮膚は気温が上がってくると、気候や体温に合わせて、毛穴を開き汗を出します💦
この毛穴の開閉を調整しているのが「肺」のお仕事で、水分(汗)と熱の調整を行います。
「肺」の働きが低下すると、皮膚の働きの低下にもつながります。
僕らのカラダは皮膚から要らないものを出そうとします。
カラダから要らないものを出すのは「肺」と「大腸」の担当になります。
先述したように皮膚から出すのが「肺」、便として出すのが「大腸」のお仕事です。
これらは連動していて、「大腸」の働きが低下しても皮膚には影響が出ます。例えば便秘してたら、便でゴミを出しきれなくて皮膚から排出します。
不要なゴミを毛穴から出そうとすると炎症を起こすので肌は荒れます。
これが「肌荒れ」の正体。
特に前頭部(おでこ)と口の周りの肌荒れは「腸」の影響が大きく、頬は「肺」の影響を受けているサインです。
鼻周りは、「胃、膵臓」といった消化器系と「心臓」の影響です。
どこが肌荒れするかでどこの臓器の働きが落ちているのかを確認してみると、カラダの状態がよくわかります。
図に描くとこんな感じです。
肌荒れだけではなく、たるみ、むくみ、クマ、シミにも同様のことが言えます。
たるんで目が細くなる→肝、胆
むくみで鼻が大きくなる→胃、膵臓、心臓
ほっぺが膨らむ(ほうれい線)→肺
口が大きくなる(フェイスライン)→腸
クマ→目の周りの血が汚れている→肝、胆
シミ→顔の血が汚れている→肝、脾(胃腸のこと)
こんな影響があります。
顔にはこれらの臓器を改善させるツボがありますので、美容鍼灸ではそれらのツボを活性化させ臓器の働きを上げるという役割もありますが、そのサインから日常生活を見直すことで、良い効果を維持したり、そこからさらに良くなっていくことにつながります。
日常生活が整い、内臓が整うと、顔は本来のパーツのバランスに戻りますので、その人本来の個性を持った顔になっていきます。
つまりは整った顔になっていきます。
今回は顔を例にお話ししましたが、アトピーなどでカラダに出る場合も同じです。
どこに出るかでどの臓器の機能が落ちているか、どこに汚れた血が溜まっているのかがわかります。
蕁麻疹、湿疹も然り。
東洋医学では、皮膚の症状をこんな観点で診ていきます。
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