東洋医学で春は肝の季節と言われています。
肝がよく働く季節で、逆に疲れやすい季節とも言えます。
肝の症状は、筋、目、爪、首に出やすいです。
肝は血液を貯めて送ることで全身の筋をのびのびと動かすことができます。
筋肉の柔軟性と関係します。
血の巡りが悪く筋肉が硬くなっても、
カラダが固いため血の巡りが悪くなっていても、
どちらにしても肝の負担になります。
西洋医学では、肝を良くしていくために肝に直接アプローチしますが、東洋医学では肝が管理しているところ(つまりは筋)を整えてあげたらそれだけ肝の負担が減るから肝が整う、と考えます。
カラダはカチコチに固まっているのに肝の数値だけを整えようとしてもうまくいきません。
数値を整える必要はなく、カチコチのカラダをどうこうすると、肝の数値も自然と変わります。
肝の薬を飲むにしても、まずは柔らかいカラダを作ることが土台として大切です。
薬の効きが変わるのです。
諦めずに、コツコツとカラダを作っていきましょう!