東洋医学では

「気が流れるところに血が流れる」

という言葉がありますが、


冷えているところや乾燥しているところは、気の流れが滞り、血流が巡っていないことを表します。


では、どうやって気を巡らせばいいのか?


実際にやってみれる方はやってみてくださいね。


今、立ってみたときに、右足と左足、どちらにより体重をかけていますか?


つま先と踵ではどちらにより加重していますか?


つま先だとしたら親指側と小指側、どちらでしょうか?


踵側では内側と外側、どちらに乗っていますか?


片足立ちした時はその荷重の癖に変化は出ますか?


後ろを振り向く時はどうでしょうか?


僕らは施術の前後、レッスンの前後でたまにこんな問いかけをすることがあります。


それだけで普段あまり意識をしない足の裏に気が集まります。


意識をすることでそこに気が集まってきます。


意識してさらに動かしてみるともっと巡ります。


触ってもらったり動かしてもらったりするとそこに意識が向きやすいので気が流れていきます。

カラダが整うと流れやすくなります。


施術後に、地に足がつく感じがするのは足を動かしてもらったことで気が集まったからです。


足の冷え症がある人は、足に気が巡っていないサインなので、足に意識を向けるようにしてみて下さい。


雪道を歩くのも足に意識が向きやすくてよいです。


雪道が不安な人は家の中で片足立ちがオススメです。必要なら壁に手をついても問題ありません。


雪道や片足という不安定さを味わうだけでよいのです。


手の冷え症も同じです。


手を動かしていても意識を向けていないと気は流れません。


僕らは施術中に、「先生の手、温かいですね。」とよく言われます。


それは施術中は指先に意識を向けているからなんです。


気の流れは本当に一瞬で変わります。


片足立ちしてて、足に意識を向けてても、イラッとすることを考えたらその瞬間に頭に気が昇り、片足立ちがクラクラします。


良かったら片足立ちをして、イラッとすることを考えてみて、フラッとするかを確かめてみて下さい。


気の流れを感じられるかもしれません。


気が巡る状態を感じたい場合は施術を受けて頂くのがいいですし、自分で気を巡らせる方法を知りたい場合はスタジオレッスンを受けて頂くのがよいと思います。