2024年当院のテーマは「カラダの声を聴く」です。


このテーマは昨年のテーマ「陰と陽」からの流れがあります。


カラダには陰の状態と陽の状態があり、そのどちらでもないちょうどよい状態を中庸と言います。

(西洋医学的に説明するなら陰=副交感神経、陽=交感神経となります。)


中庸にはある程度の幅があるのですが、その幅を超えてしまうと陰であっても陽であってもカラダは中庸に戻ろうとしてサインを出します。


それが「不調」です。


例えば、お正月で食べ過ぎてしまったカラダはもうこれ以上食べないように「胃もたれ」や「背中や腰の痛み」というサインを出しています。


食べ過ぎたり、人に会ったり、宴会で盛り上がったりすることでカラダは陽に傾きますので、その後は陰の方向に戻るためにカラダは休みたがるのですが、陽に傾きすぎると強制的に休ませるためにカラダは「不調」を作ります。


そのカラダの声を聴いてあげて、少しずつでも胃に優しい食生活を心がけていけば、カラダは中庸に戻っていきますので自然とその不調(サイン)は消えていきます。


ちなみに、全ての不調はカラダのサインです。


小さな不調の時点でそのサインの意味を考え取り除けばその不調はそれ以上大きくなることはありません。


不調が出ること自体は別にダメなことではありません。


好不調なんて必ず誰しもあるからです。

ない方がおかしいのです。


問題になるのは、不調を放置したり、薬飲んでごまかしたり、我慢して増悪させることです。


それが積み重なると、カラダにはごまかしが効かないのでちゃんと大きな不調を作って教えてくれます。


今、不調がある人は、それが小さくても大きくてもカラダがせっかく教えてくれているサインだと思ってその意味を考えてみて下さい。


その不調がなんのサインかわからないという方はぜひ当院へお越し下さいませ!