西洋医学と東洋医学の違いのひとつに、


西洋医学は「症状を診る」


東洋医学は「人を診る」


という違いがあります。


どちらが良いとか悪いとかの話ではありません。


病院は「症状を診る」西洋医学中心なので、症状が出ているところを診て、適切な処置をしてくれるところです。


だから内科、外科、整形外科、などなど〇〇科に分けて診ます。

最近なら心療内科の患者数が整形外科を抜いて最も多いという話もありますが、ココロの専門科もありますよね。


東洋医学は「人を診る」医学。

症状ももちろん診ますが、部分ではなく、もう少し全体像を診ます。


その症状がどこからくるものなのかを診ていくため、カラダ全体をココロの状態も合わせて診ます。


ココロの状態は、カラダに反映されます。

逆に言えば、カラダが変われば、ちゃんとココロも変わっていきます。


そこに理論をつけたものが東洋医学であり、「人を診る」ということです。


鍼灸整骨院は、柔道整復師という西洋医学と、鍼灸師という東洋医学の資格を持ったセラピストがいる唯一の場所です。


僕らは状態によって

「症状」だけではなくて、「人を診る」ように心がけています。


病院(西洋医学)でうまくいかなかった人が多く集まるのもこういった理由からなんだと思います。


くれぐれも大事なのは、西洋医学でも東洋医学でも、どちらかで治すのではなく、どちらの観点も必要ということです。