めまいのタイプから脳のどの部分にエラーが出てるかを検査、評価してそこに適切な施術をしていきます。
めまいと一言に言っても、クルクルと回転するもの、フラフラふらつくもの、フワフワ浮遊感、頭を動かすとクラッとするもの、など様々なタイプに分類され、
脳の前庭、または小脳の問題に分かれます。
テスト法として、主に、前庭頚反射、動眼反射、ロンベルク、つぎ足歩行などで評価していきます。
ほとんどの方が病院に行って検査して病名がついたりつかなかったりの後、薬を処方され、服用しますが、うまくいかずに当院に来院される方が多いです。
めまいの場合、明確な原因がはっきりわかっていて薬が効く場合とそうではない場合があり、原因がはっきりわからない場合やわかっていても薬が効かない場合は、自律神経の乱れや首肩こり、頭蓋骨の微妙なズレ、カラダの軸のズレ、などが起因することがあります。
いろいろな原因が考えられますので、西洋医学的にはっきりわからなくても東洋医学的にうまくいくケースも多々ありますので諦めずに根気よく治療していくことが大事です。
(東洋医学的な治療の方が治療成績は良いと感じています。)
治療としては、鍼治療になる場合もありますが、必ずしもそうとは限りませんし、鍼が苦手な方や鍼を希望していても手技のみのケースもあります。
特に決まった施術内容があるわけではありません。
毎回同じとも限りません。
その時その時で状態も変わっていきますのでそれに合わせた施術をとります。
頻度としては症状が重ければ週に1回程度。施術後にカラダが変化していく過程があるため毎日より少し間隔は開けます。
中程度〜軽いもの、慢性のもの、改善傾向にあるものは2週間に1回程度にします。
治れば一旦様子をみる形でよいかと思いますが、ここで言う「治る」というのはめまいが出なくなることではなく、エラーが出ていた検査に変化が出るという意味になります。
めまいはおさまっているが、検査でまだ異常があれば、まためまいが戻ってしまう場合もあります。
治ったけれど、またなってしまいそうな場合、ご自宅でのセルフケアを指導させて頂くケースもありますが、カラダの感覚は1ヶ月くらいで元に戻りますので、不安な方は月1回程度のメンテナンスをオススメしています。