本来、カラダにウィルスなどの異物が入ってきたときに熱が出るという反応はカラダの正常な反応です。


コロナ禍で発熱が「悪」の風潮がありますが、熱が出て正しい対処をして23日で下がる熱ならそれはむしろカラダにとって必要なことなのです。


熱を出すのはカラダにとっては当たり前のこと。


カラダは休息をとりたがっていた、ということです。


そんな時、カラダは頑張りすぎている傾向にありますので、水分を摂り、よく寝て汗をかく、というのがその時に必要な対処になります。


解熱剤で下げることではないのです。


必要な熱は無理に下げなくてよいのです。


コロナの後遺症の方を診る機会が割とあるのですが、特徴として、熱がしっかりとできっていない、というのがあります。


熱(ウィルス)を出し切らなかったから後遺症としてカラダに残ってしまったのかと考えています。


年代としては更年期の年代の方に多くみられる傾向があります。


更年期というのは生理という解毒システムが終わって再構築をするための期間なので、ウィルスという毒を排毒(デトックス)できなかったのかと思われます。


後遺症には後遺症外来もありますが、特効薬はなく、うまくいかない場合もあります。


うまくいかなかった場合は、整体と鍼で心身を整えて免疫力を高めていくと徐々に良くなっていきます。


もしお困りの方がいらっしゃいましたらご連絡くださいませ。


P.S.昨日、大通で初桜を見ました。

若い頃はあまり感じませんでしたが、歳をとればとるほど、

「初桜 折りしも今日は よき日なり」

と詠んだ芭蕉の句が沁みます。