現代人は圧倒的に動きが少ないと感じます。


昔に比べると移動は車や自転車でそもそも歩くという動作が減っています。


減れば減るほど、歩くのが苦手になります。


最近なら掃除はロボット掃除機なんていう家庭も。雑巾で床を拭く、雑巾を絞る、という動きをする機会もますます減っていきそうです。


トイレは和式から洋式に変わったことでしゃがむという動作をしなくなります。


こんな事例は挙げればキリがないくらい。


「便利」が生んだ弊害。


そしてトドメのコロナ。


「動き」が減ると「思考」が無条件で強くなります。


「思考」が強すぎるとどうなるか


頭に血が上りすぎて、下半身の血流不足になります。


足の痺れ、むくみ、冷え、膝、股関節、足首の痛み、だるい、などなど。


頭に血が上っているので常にイライラ、頭痛、首、肩こり、なども。

慢性的にその状態だとめまい、耳鳴り。

メンタル的にはウツになりやすい状態です。


そんな人は血流のバランスを変えたいですね。


下半身に血流を下げて、上半身はカラッポに。


四字熟語で「頭寒足熱」の状態。


東洋医学では

「上虚下実」と言います。


上(上半身)がカラッポ(虚)で

下(下半身)が満ちている(実)


というカラダの理想の状態を表す言葉。


しかしほとんどの人が「上実下虚」という

反対の状態になっています。


上に気が上がりすぎて

下が不安定。


自分の状態がどうなのか?


「思考」が強い状態かどうか自分でわかる人もいればわからない人もいます。


症状が出て初めて気づいたり、そういう意味では「痛み」や「不調」はなにかを教えてくれてるような気もします。


無視していいはずはないですよね。


さて、「思考」を減らすにはどうしたらよいか?


「思考」の対義語は「動き」です。


「動き」が増えると「思考」が減り、

「感覚」が上がります。


(今年のテーマ)「思考から感覚へ」とはそういうことなのですが、


「思考」が強すぎると「感覚」が弱くなってしまいます。


呼吸している感覚、足の裏がついてる感覚、肩甲骨が動く感覚。


そういう感覚の部分を意識する「運動」は現代人にはとっても大事なんです!


「家事」や「仕事」で動いている、毎日散歩している、毎日スクワットや腹筋をしている、というのは実は得意パターンの動きしかできていない場合が多いです。

いわゆる反復運動。

もちろん動かない、よりはいいですが。


自分の癖や習慣の動き方しかしていないと

動くところ(得意パターン)と動かないところ(苦手パターン)のアンバランスが生じます。


必要なのは苦手な動き、苦手パターンです。


それがあなたの動きのバリエーションになります。


そういう運動を指導できるレッスンは数少ないです。


当院のコンディショニングスタジオでは、あえて動きに制約をつけることでその動きの苦手さに気づくこと、動きに参加していない部位を動かして動きのパターンが変わること、を常に重要視しています。


終わったあとは自分の動きのつながりが自分自身の動きによって感じられます。


動いていなかった部分が動き出す感覚をあなたにお届けします!


今なら回数券購入でお得なキャンペーン中です!