看護師の転職活動 その1 | まったり暮らし ~ 天使と侍(サムライ) 実は『トド』 ~

まったり暮らし ~ 天使と侍(サムライ) 実は『トド』 ~

看護師の妻と元・自衛官の旦那… 
周囲は「きっと真面目で働き者なのよ…。」と時々言いますが、
実は 自宅では2人とも『トド』のようにダラダラぐでぐで
そんな2人とセキセイインコ2羽の『まったり暮らし』です。

左足関節の骨折は とりあえず『正しい位置で簡単にはズレない程度』には骨形成してきて主治医の許可も出たこともあり、8月にコンタクトをとった会社の説明会に行ってきました。

書類選考は済んでいますので、今回は事実上 1次面接です。

(0次面接かもしれないけど…)

この後 正式な1次面接(2次面接?+適性検査+筆記試験)、2次面接(最終面接なのでラスボス登場的な…w)と進んでいきます。

… 先は長い 汗うさぎ

 

そんな中で 知人(看護師)から電話があり、転職活動の相談にも のっていました。今回の顛末もふまえて、看護師の転職活動について 自分なりにまとめてみたいと思います。

 

看護師の転職の方法で主なものは 8つ

① ハローワーク

② 看護協会のナースセンター(『e-ナースセンター』を含む)

③ 人材紹介会社

④ 人材派遣会社

⑤ 求人サイト

⑥ 新聞やポスト投函の求人広告

⑦ 自治体の広報(広報誌、地域情報アプリも含む)

⑧ 各医療機関や各企業の告知(院内などのポスター、自社HPなど)

 

① ハローワーク

退職後に失業手当を受給しながら転職活動をすると、多くの人が通る道です。

失業手当を受給するためには 月2回以上の活動実績と月1回の認定日の出席が必須です。一般的には認定日のついでに求人コーナーで検索で活動1回分で、他に1回分という感じです。

ただし、この『活動』には研修や相談会の出席もカウントされます。『ジョブカード作成の支援』や『履歴書・職務経歴書などの作成講習や添削』などがあり基本的には無料です。

しかし、以前のブログにも書きましたが、すべての求職者が対象であるため求人数が多く 特殊な分野という印象がある看護師の就業支援は 少し雑になりやすいという印象が強いです。

 

② ナースセンター

看護協会が管轄する就労支援部門です。努力義務ですが離職ナースは各都道府県の看護協会に申請することになったので、ついでに登録したという人も少なくありません。(私も その1人…)ハローワークからの求人情報だけでなく看護協会独自の求人案件も多くもっています。また、医療や福祉の現場以外の求人も わりと多いです。『ブランク・ナース(離職してから年数が経っている看護師)研修』『訪問看護入門講座』『キャリアプラン相談会』などの就労を目的とした講習・研修を行っています。看護協会の会員でなくても利用できます。

スタッフはキャリアコンサルタント有資格者の看護師であることが多いですが、人数は少ないので、『e-ナースセンター』(Web上のナースセンター)や求人情報のメールなどで気になった案件を連絡し、詳細情報の提供や希望先とのコンタクトなどを行ってもらうシステムです。担当はエージェントではありませんので、自分で動くことが必須になります。

また、求人情報はナースセンターを通さずに 自分で直接コンタクトをとることもできます。

 

③人材紹介会社(レヴァエル看護、看護roo!など)

④人材派遣会社と混同されやすいのですが、こちらは『企業や法人と求職者の間に入ってマッチングや就業活動支援を行う』というイメージです。

エージェント(担当)が情報提供・相談・活動支援などを行ってくれます。もし、内定後に辞退したくなってもエージェントが断ってくれるので、なるべくお任せしたい人には向いているシステムかもしれません。あとは『相談しながら一緒に活動したい』という人も いいかも。

ただ 看護師の確保報酬として約80万円/人が動きますので、人材紹介会社には求人依頼を出さないという話も 聞きます。 (起業した友人たちの話です。)

 

④人材派遣会社(スーパーナース、メディカルコンシェルジュ、ナースパワーなど)

③人材紹介会社との違い、派遣会社に籍を置いて単発~長期の仕事をこなしていきます。『紹介予定派遣』では一定期間 派遣ナースとして働き、派遣先との合意や希望があれば入職することができるというシステムがあるため、「職場をみてから決めたい」という人も良いかもしれません。以前は医療機関への派遣業務はできませんでしたが、現在は『産休代替』などの条件で病院やクリニックでの仕事も増えてきました。最近では新型コロナウィルス感染症の影響で、有名大学病院などの案件もあります。人材紹介の部門を併せ持っている場合は ③の役割もします。

案件としては介護福祉施設や事業所が多いのですが、修学旅行などの添乗・イベントなどの救護スタッフ・コールセンター・予防接種会場・健診業務などもありますので、「せっかくなので色々な仕事をしてみたい」「派遣業務で資金確保しながら転職活動をしたい」などという人に向いているかも。

登録ナースの多くは数社の登録をして案件を受けているため、セルフマネジメントが必要だと思います。また、『応援ナース』というシステムを使って全国を飛び回るフリーランス・ナースをしている人もいます。

自分でシステムやメリット・デメリットを理解して活動できることを要求されます。また、ほとんどの案件は即戦力が必要な職場です。経験年数3年以上は必要かもしれません。

 

長くなりましたので ⑤~⑧については明日以降にアップさせていただきます。

なお、各機関や企業の印象などは 私見も入っています。文中にも書きましたが、それぞれのシステムは一長一短があり、就職活動をする人が自分に合っているものを選ぶことが 悔いのない転職活動には必要であると考えます。