前回書いた中で、発達障害としての特徴というより、HPS(エイチ・ピー・エス)の特徴であるものがあると分かりました。
 
HSPとは、「Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)」の略で、「非常に感受性が強く敏感な気質もった人」という意味です。先天的にいろんなことに繊細な人です。
 
□ZD NET JAPAN
 
“発達障がい(自閉症スペクトラム症)とは異なります。感覚が敏感なところは似ていますが人の気持ちを汲むことが得意か苦手か、が異なります。”
(HSPの日本の権威=長沼睦雄先生・明橋大二先生(両名共精神科医)講演会資料より)”
 
HPSは病気でなく気質です。
 
アメリカの心理学者のエレイン・N・アーロン博士曰くHPSは次の4個の特徴があるそうです。この4個を全て持っていないとHPSではないそうです。
 
D 「深く考えをめぐらせる(Depth of processing)」
O 「過剰な刺激を受けてしまう(Overstimulation)」
E 「感情が動きやすく共感もしやすい(Emotional response and empathy)」
S 「些細なことにも敏感(Sensitivity to subtleties)
 
前々記事に
 
“私は人生は選択の連続だと思ってきました。例えば何かをするとなったら選択肢がA、B、Cが浮かびます。さらに、Aを選んだらこの後の展開はこうなる、Bならこうなる、Cならこうなると合ってるか分かりませんが全ての展開が樹系列のように浮かびます。一般の人もそりゃ、選択肢とその後の展開は浮かぶよと言われるかもしれませんが、けっこう日常のささいな事、例えばどの道を通るかとかも「はい、選択。」と正座する気持ちで立ちどまってしまいます。”
 
と書きました。
 
これはHPSの特徴のうち、「深く考えをめぐらせる。」にあてはまります。私はよく友人から「考えすぎ」と言われますし、毎日頭がくたくたになっています。
 
またさらに詳しく自分がHPSかチェックできます。次の質問であてはまった数を覚えておいて下さい。
 
□本『ささいなことにもすぐに「動揺」してしまうあなたへ。』エレイン・N・アーロン 著
 
”1. 自分をとりまく環境の微妙な変化によく気づくほうだ
 
2. 他人の気分に左右される
 
3. 痛みにとても敏感である
 
4. 忙しい日々が続くと、ベッドや暗い部屋などプライバシーが得られ、刺激から逃れられる場所にひきこもりたくなる
 
5. カフェインに敏感に反応する
 
6. 明るい光や強い匂い、ざらざらした布地、サイレンの音などに圧倒されやすい
 
7. 豊かな想像力を持ち、空想に耽(ふけ)りやすい
 
8. 騒音に悩まされやすい
 
9. 美術や音楽に深く心動かされる
 
10. とても良心的である
 
11. すぐにびっくりする(仰天する)
 
12. 短期間にたくさんのことをしなければならない時、混乱してしまう
 
13. 人が何かで不快な思いをしているとき、どうすれば快適になるかすぐに気づく
(たとえば電灯の明るさを調節する、席を替えるなど)
 
14. 一度にたくさんのことを頼まれるがイヤだ
 
15. ミスをしたり、物を忘れたりしないようにいつも気をつける
 
16. 暴力的な映画やテレビ番組は見ないようにしている
 
17. あまりにもたくさんのことが自分のまわりで起こっていると、不快になり、神経が高ぶる
 
18. 空腹になると、集中できないとか気分が悪くなるといった強い反応が起こる
 
19. 生活に変化があると混乱する
 
20. デリケートな香りや味、音、音楽などを好む
 
21. 動揺するような状況を避けることを、普段の生活で最優先している
 
22. 仕事をする時、競争させられたり、観察されていると、緊張し、いつもの実力を発揮できなくなる
 
23. 子供のころ、親や教師は自分のことを「敏感だ」 とか 「内気だ」 と思っていた”
 
12個以上あてはまる人はHPSの可能性があるそうです。私は14個でした。
 
5人に1人がHPSの気質を持っており空気を読むことが得意な日本人はその気質が多いとも言われています。
 
私は小学校の卒業時、担任の先生からもらったメッセージに「あなたは繊細」と書かれていたり、友人に繊細と言われます。一方これまで勤めてきた仕事場では「タフ」と言われ、それに加え「おおざっぱ」で「楽天的」なところもありますのでHPSの部分をカバーしていますが、そうでないHPSの人は本当に大変だろうなと思います。今の競争社会、自然と解離した社会、自然な仕組みと解離した社会では生きづらいだろうなと思います。
 
 
今、けっこうHPSが話題になっており、最近の子どもたちにも多いといいます。これはHPSの人にも過ごしやすい世の中を作りなさいというメッセージと私は捉えています。ちなみに私はHPSも発達障害と同様、宇宙人や宇宙人の要素を持っていると思っています。
 
古来のシャーマンは皆、HPSだったのでしょう。自然の声が聞こえたからです。私は薬草の効能などは一つ一つ研究者のような人が調べていったのでなく、HPSの人が自然(植物)の声を聞いて、どの病気にはどの薬草があうと分かり皆に伝えていったのだと思います。
 
前々記事にあげた発達障害の綾屋紗月さんは、灸をされると、その都度どこの内臓がよくなるか分かるそうです。そしたら灸をされてた方に「あなたみたいな人の話を聞いて、つぼなどの人体経路図は作られたのでしょうね。」と言われたと書かれていました。
 
刺激の多い現代社会、なぜ発達障害同様HPSが増えてきたか、考えたら今後の世の中の方向性が見えてくるのではないかと思います。一言でいえば「自然にも人にも優しい社会」だと思います。
 
【追加】
以前の記事に追加しました。
 
□におい対策いろいろ
 
”頭の匂いは、洗わない(水のいらない)シャンプーが一番効果的です。”
 
ご参考に。