ヘルパー2級の実習は
入所施設の他にデイサービスもありました。
大規模デイなので
入浴は一度に数名。
週に数回の入浴を楽しみにしている方。
入浴が恥ずかしかったり面倒くさいと思っている方。
職員とお喋りを楽まれる方。
背中の龍を自慢げに説明してくれる方。
なかなかシビアで
楽しく 勉強になる現場でした。
そして遣り甲斐のありそうな仕事だと思いました。
体操やゲームのお手伝いをさせて頂いて
私は 入所施設よりも
デイサービスの方が向いていると感じました。
そこは
リハビリにもチカラを入れているデイだったので
車椅子の方もたくさんおられました。
私がとても驚いたのは
車椅子の方をご自宅にお送りした時のこと。
ベッドに横になるのをお手伝いして
(実際には実習は身体介助はしません)
そのあとは、玄関の施錠をして帰るのです。
え?
歩けない人をひとりで家に?
トイレはどうするの?
何時間もずーっと寝たまんま?
「ご家族がお仕事を終えて帰宅されるまで、お一人で過ごされるのよ」
えー?
それって放っておくってこと?
「しょうがないのよ」
「特別なことでもないの」
「この方は家族のご事情を理解されているわ」
・・・私はショックなのでした。
ポロンと涙が出ましたけど
現実は現実。
動けない人が家でひとりって・・・
もし私だったら嫌だよ。
なんとかしなくちゃ!!
と
同情のような 正義感のような
そんな感じのものが
ムムムムムと
私の中から出てくるのでありました。
Korie♪