ヘルパー2級。 | 夕焼け空

夕焼け空

「もう帰るわ」
「どこに帰るん?」
「家に決まってるやん。はよ帰らんとお母ちゃんが心配しはる」「そっかぁ。ほんなら夕焼け見ながら一緒に帰りましょね♪」

「夕焼け空」はkorieが経験した「あたたくて面白い?介護のお話」です。

※お名前は全て仮名です。

介護の専門知識がなかったので

すぐにヘルパー2級(介護職員初任者研修)を受講しました。

 

20年ぶり以上の『朝から夕方まで教室でのお勉強』は

じーっとお利口さんに座っているのが辛い・・・(笑)

腰も辛い。

 

 

ヘルパー2級は

介護の基本的なことを勉強します。

 

役に立たないものはなかったけれど

知識と現実のギャップは大きかったですね。

 

 

講師の方に

「まず 大切なのは ご利用者様との約束を守ること」

「話をきちんと聞くこと」

 

と教えて頂きました。

 

 

「次回、皆さんのエプロンに名札を付けてきてください」

 

「白い布に 黒のマジックで苗字だけを大きく書いてきてください」

 

「布のサイズは 縦7センチ ×横11センチです」

 

 

たったこれだけの約束なんですが

間違える人がいるそうです。

なので 全員で 大きな声で

 

「布のサイズは セブンイレブン!」と

 

10回 唱和しました。

 

それでも、数人は間違えるそうです。

 

次回間違えた人がいたら

みんなで笑ってあげましょう~~~

 

なんて

 

講師の方が仰っていましたが

 

 

次の回

 

私の隣の席の若い男性が

 

ちっこいちっこい 布に

名前をフルネームで書いてました。

 

 

隣やし、

めっちゃ笑いにくいやん? ( *´艸`)

 

 

ウケ狙いかと思いました。。。

 

 

遅刻もダメなのです。

受講できないのです。

 

1日だけ

電車が止まってしまって

間に合わない人が居ました。

 

講師の方が

ゆっくりゆっくり出席をとって

その方を

いちばん最後に名前を呼びましたが

数分、間に合いませんでした。

 

その日の授業内容を

別日、別の場所で受講されたそうです。

 

後日 特急列車で日本海の方の教室まで行ったとか。

 

電車が止まるって不可抗力だけど

ならば どうしたら良いか

方法はあったはず。

 

 

ヘルパー2級なんて誰でも取れるって言うけれど

「働く人として大切なこと」は

厳しく教えて頂きました。

 

 

 

  korie ♪