はじめに。 | 夕焼け空

夕焼け空

「もう帰るわ」
「どこに帰るん?」
「家に決まってるやん。はよ帰らんとお母ちゃんが心配しはる」「そっかぁ。ほんなら夕焼け見ながら一緒に帰りましょね♪」

「夕焼け空」はkorieが経験した「あたたくて面白い?介護のお話」です。

※お名前は全て仮名です。

ある年のお正月。

 

私は初詣と観光客でごった返す駅で

ひとり小さな荷物を持って

 

「これからどうしよう」 と

 

ぼ~~~っと立っていました。

 

 

ガラケーで宿を探すも観光地のお正月・・・
どこも満員です。

やっと空室のあるホテルを見つけた時は

本当にホッとしました。。。

 

しばし、そこに身を置きながら

私は 住むところと仕事を探します。

 

 

お正月明けにハローワークに行ってみると
なんと外まで人が並んでいるという大混雑!

ちょうど就職氷河期で
新卒の人も仕事がなかなかない状況。

ということで

全くキャリアのないオバサンの仕事なんて皆無。

 

 

それでも求人があったのは「介護」・・・

 

 

これまで

私の人生のとなりにはずっと福祉の世界があって

大切に想いながらも

福祉や介護を『仕事』にはしたくなかった。。。

 

 

でも、

私はこれからひとりで生きていかねばならない。

 

とにかく出来る事をやっていかなくちゃ!

 

と 決心をして 

介護の仕事を始めることに。

 

 

 

これから書いていくことは

 

私が 

笑ったり 泣いたり
嬉しかったり 切なかったり

辛かったり 感動したり 

ホッとしたりのエピソードのひとコマ。

 

 

プライバシーに配慮し

少々加筆もしながら

 

読んで下さる方に

何かほっこりあたたかいものを

お届けできたら・・・と思います。

 

 

 

 Korie ♪