大使たちの先遣隊の話のつづき。
2日、早朝。道案内してくれた商人には帰ってもらった。
まだ、湿地帯だけど、近くに塩監督の役人がいたんだよね。やっと中国政府の人員に出会えた。事務長官の長岑宿禰高名たんと、準秘書官の高丘宿禰百興たんを、村の役場へ向かわせる。パスポートも持たせてな。
そしたら、塩監督の偉いさんの、充行存たんが、小舟に乗ってやってきた。筆談で事情説明。大使からは、お土産をプレゼント。
さて、それからは淮南鎮に向けて移動。江口から北に数キロやね。
で、淮南鎮に付いたら、そこの守備隊は、「Uターンして掘港庭に行きなさい」って言う。えー、江口に戻るの?
江口の手前まできたら、充行存たんは「今日はすでに遅いから、夜はここで泊まりましょう」って言う。で、超ねぎらってくれたわ。
こうしてようやく、大使たちとわいらも、船に乗っていた一同、全員再集合できた、つーわけ。