一冊当たり、1000枚くらいイラストを描く。もう10冊くらい作ったから、今までに10,000枚近く描いたことになる。
繰り返すうちに、嫌にならずに描き続けるコツがわかってきた。
描き始めは非常に大変なので、「何枚描けた」という事実にフォーカスし、「残りあと何枚」はなるべく考えない。
半分を越えたら「残りあと何枚」を見るように転じ、「あと〇枚描けば60%」「あと〇枚描けば70%」というように、少し先のことを考える。そうすることで「もうちょっとだ」と自分に思いこませる。
考えて考えて知恵を出しながら1000枚描くというのは、ほんとうにたいへん。
そういう本が少ない理由は主に、「たいへんだから」だと思う。
イラストだけならまだいいが、自分で文章まで書くものはもっともっとたいへん。
そういう本です。3月に発売です。
もうしばらく何もしたくないと思いつつ、懲りもせずにまだその先を描いています。