心学「欲」
人が喜ぶ欲は善欲、人が嫌う欲は悪欲。
ただし、悪人が喜ぶ欲は悪欲になる。
人間、正しいことを実践するのは、
悪いことをするより困難である。
正しきことは坂道を上ること、
悪しきことは坂道を下がること。
日々、生きる為には多くの欲を考える。
自分だけの欲、生きる為の欲、欲は生命本体でもある。
その欲の善悪は自分自身の心一つ。
人が喜ぶ、人が嫌がる、それぞれの欲を考え、
自分の言動にしたいものである。
その欲の結果が自分の人格となり評価になる。
人格の基本は「徳・仁・義・礼・智・信」、難い学問ではなく、
結果的にはそれぞれの評価が自分に付く。
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仁徳学問所・仁学書院・和国 ・心の学問「儒学」
