心学「祈願」  

 

もし寺社仏閣で祈り願うならば、

 

それを満願にする為の実行が大事。

 

他人の幸福や成功などの祈願は仁徳であり、善き事である。

 

もし自分自身の幸福、成功、裕福、健康などを祈願する時、

 

祈りは自分自身に対しての宣言であり、願いは決意でもある。

 

ところが祈願ばかりして、それを実行努力する人は少ない。

 

実行しても継続力がない為に、願いは叶わない。

 

祈願は「心の種」、実行が栽培であり、やがて収穫が出来る。

 

果実が実るのは長い年月を要するであろう。

 

果実は「果が実る」、成果は「果が成る」、結果は「果を結ぶ」。

 

心で種を育て実になるまで、あきらめず栽培を続ける。

 

自然に育つ果実なら良いが、自分の願いという特注の果実。

 

そう簡単には育立たない。

 

決意、継続力、知恵、他人の協力などがあってこそ実る。

 

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自分の心が自分の人生と人格を創る  仁徳学問所