心学「道」
ゆっくり歩いても急いで歩いても同じ道。
目的地が同じならば到着の時刻が異なるだけ。
若者は健脚だが、老人は足腰が衰えている。
しかし、老人であろうと歩めば辿り着く。
人生、それぞれ自分の道はあるが、
どのような速度であろうとも、
あきらめない限りは目的地に辿り着く。
老若男女、全ての人に自分なりの目的地があるはず。
もし、それがなければただ彷徨だけ。
しかし、世の中は彷徨っている人間が多い。
それはそれで仕方ないが、
目標や目的を持った人間はその道を歩くことができる。
人生、同じ時間を過ごすならば、
何か目標や目的を持った方が良い。
しかし、容易く見つかるものではない。
そこで最も身近な目的をお勧めする。
自分の人生を創るのは自分自身の心である。
その心を磨くことをまずは自分自身の目的にすれば良い。
自分の心を修めることによって、人生の道ができ、
次の目的や目標ができた時、心が安定した自分で居られる。