新札記念「渋沢栄一」論語と算盤
渋澤公は言う「論語は万人共通の実用的教訓」と。
論語に慣れない人、まだ読んだことのない人、
確かに難しい文章や内容と思う。
昔は現代のように本の数も少なく、
なかなか手に入れることもできなかった。
ましてやその当時の論語は漢文だらけで、
和訳などついてはいなかった。
ようやく手に入れた漢書は大事に何度も読み返した。
漢字や意味も詳しくなり、徐々に自分の心に染み付いた。
中身は孔子の言行録であり、難しいことは書いていない。
ただ、その当時の中国王朝に関しては理解できないだろう。
論語に一貫して流れるのは「仁」である。
まさに仁の人生指南書的存在、仁徳の入門書になる。
儒学教育復興100年計画 仁徳学問所