仁徳学問所「儒学講座」論語「下学」

 

下学かがくして上達じょうたつする」論語

自分よりも年下・身分・立場が低く者から聞いて学び、身近なところから多くの情報を得て、一日一日上達する心掛けを言う。

 

同じ論語の「下問を恥じず」と同じで、

 

自分よりも年下や身分などが若い低い人間にも、

 

勇気を以って尋ねることによって、

 

自分の知識を深め、心を大きく広くすることができる。

 

偉人はその勇気よりも聞くこと尋ねることも、

 

当然の如く行って来たのかもしれない。

 

自分より若く低い人間でも、自分以上に知識や経験を

 

得ていることもある。

 

自分を基準にすることなく、良きことを見習うように、

 

常に人格を広く高めるように、心を修養する。

 

論語はまさに2500年続いている人生哲学である。

 

儒学教育復興100年計画 仁徳学問所・仁学書院