仁徳学問所「儒学講座」論語「下問」

 

「下問に恥じず」論語 「かもんにはじず」

 

自分より年下や地位が低くとも教えを問うことを恥じない大きな心を持つこと。

 

出来そうでできない年下や部下や後輩に教えを問うこと。

 

これができる人間は心が深く大きい人間であり、

 

人からも信用を得ることができる。

 

知った振りしたり、嘘を言ったり、自分を大きくみせる。

 

知るは一時の恥という故事になる如く、

 

知識や教養を高める為に、自分の見栄を捨て、自分を高める。

 

かつて天台宗の開祖「最澄」が真言宗の開祖「空海」に

 

秘法を尋ねたこともあるが、真の勇気と言えよう。

 

知識、教養は自分を活かす妙薬でもある。

 

この妙薬は自分の心身養生に効能があり、是非服するように。

 

儒学教育復興100年計画 仁徳学問所・仁学書院