心の学問「心学」儒学 その二
儒学を大陸から本格的に取り入れたのは厩戸皇子(聖徳太子)。
憲法十七条や冠位十二階制などは儒学を応用している。
宗教は仏道、思想は儒学を取り入れ、
日本に新しい文化を制度化して来た。
その後、菅原道真が菅公論語を執筆、学問の神と称される。
歴史上本格的に取り入れたのは、
若い頃から儒学を修めていた徳川家康。
儒者を用いて官学の学校を創らせ、幕府の青年を教育した。
その成果が良く、全国の藩に藩校を創立。
孔子の出身地である中国山東省「曲阜の昌平」から昌平黌と
名付け、孔子の聖廟を創らせた。
各藩校には孔子像を床の間中央に置き、宗教とは切り離した。
明治に入り名称が、これまでの儒学・儒道が儒教になった。
和国 仁徳学問所 心の学問「儒学・心学・仁学」