仁の学問「心学」邪鬼

 

世に邪鬼はおらず、自分の心におる。

 

人を憎み、人を傷つけ、人を殺し、世を乱す。

 

人を慈しみ、人を和ませ、人を活かし、世に尽くす。

 

心に邪鬼、心に神仏がおり、自分自身の人格と人生を創る。

 

自分の心が揺れ、邪鬼や神仏に傾くのは、自分の心に依る。

 

しかし、この時周囲の状況によっては心も変化する。

 

心が揺れ動くのは、まだ心が安定せず、周囲に影響される。

 

人間誰しも心は揺れ動く、いつも揺れては心身共に疲れる。

 

その揺れ動く心を安定させるのは、心の学問である。

 

学問は専門知識習得の意味もあるが、

 

元々は自分の仁徳を高める為に学びて自分に問うことである。

 

日本教育の原点であり、江戸幕府の官学でもあった。

 

日本人が礼儀正しく、道徳大国なのは、この学問に由る。

 

和国 仁徳学問所 心の学問「儒学・心学・仁学」