仁の学問「心学」陰陽
如何なる世界も陰陽の中にある。
昼夜、成功失敗、幸不幸、それぞれに陰陽はあるが、
本人にとっては陽のみを考え、また陰のみを考える。
昼のみ生きている人間は夜を知らない、
夜のみ生きている人間は昼を知らない。
成功する為に失敗の中で生き、
失敗した為に成功の中で生きられない。
幸福の中で生きている人間は不幸を知らない、
不幸の中で生きている人間は幸福を知らない。
陰陽の法則は天地自然の道理であり、
天地万物一体の仁である為に、
仁は陽になったり陰になったり
その人間は鍛える為に応現する。
ただ、仁は壮大であり無限の為に、気づくことは少ない。
その為に仁への入口である学問が必要、
気づく、修めるは個人の意識で自由、
しかし、事を成した聖賢偉人はこれに気づいている。
一朝一夕ではなし得ないが、その道は誰にでもある。
学問の扉は誰しもの心にあり、それを開くのも自分自身の心。
仁の言葉を見ることがなくなり、世は荒れ始めている。
和国 仁徳学問所 心の学問「儒学・心学・仁学」
儒学教育復興100年計画 儒学生募集