仁の学問「心学」試合 

 

試合とは単なる勝ち負けではなく、

 

相手と比べて自分の力が試される時。

 

試合とは「試し合い」、それは双方に良いこと。

 

ゆえに単純な勝ち負けに終わることなく、

 

自分が優れていた点、劣っていた点に気づくこと。

 

試合は練習や稽古の終点ではなく、

 

そこから自分を伸ばす始発点である。

 

人生や競技には多くの試合がある、

 

最も力を入れるのが、自分自身との試合、

 

特に我欲や負の思いとの試合であろう。

 

自分自身に克つことを「克己」という。

 

古来儒学の中心的な思想であり、偉人たちの課題でもあった。

 

日々、自分自身との試合、負けていませんか。

 

和国 仁徳学問所 心の学問「儒学・心学・仁学」