仁の学問「心学」慎む
余計な言動を控える、これを慎むと言う。
慎の漢字は自分の心を真にすること。
人間、心の中に浮かんだことの内容をよく考えて、
少し間を置いてから、必要か否かを見極めてから言動に移す。
人間関係で最も失敗や失態が多い原因が、
余計な言動、余計な一言などである。
余計な言動の癖ある人は、思いつきや先走りの言動が多く、
周囲からの助言や忠告で気が付く。
しかし、長年の癖を重ねているために、
また同じような言動で失敗や失態を行う。
常に自分の心に「謙虚」「慎む」を言い続けないと、
心に定着せず、心の習慣にはならない。
自分の心が人生と人格を創る、それほど心の教育は重要である。
和国 仁徳学問所 心の学問「儒学・心学・仁学」