仁の学問「心学」悩み

 

悩みの本質は自分の心にあり、外にあるわけではない。

 

悩みの原因を外に探す人間は、

 

人の所為や環境や社会の所為にして、

 

心は不安から離れず、悩みは続く。

 

心から浮いて来た悩みは、心に因って沈めることができる。

 

まずは悩みや不安を追い掛けない。

 

放置すれば悩みの度合いは低くなり、消えやすくなる。

 

過去の悩みや不安を思い出せばわかるはず。

 

あれほど悩み苦しんで来たことも今は静まっている。

 

人生の喜楽は繰り返し、自分を鍛えに来る。

 

これも仁の応現であるので、心配することはない。

 

あらゆる経験や辛苦試練は自分自身を強くする為に現れる。

 

過度な心配や不安で身体を疲れさせない、自分への仁も必要。

 

和国 仁徳学問所 心の学問「儒学・心学・仁学」