仁の学問「心学」真実の学問
学問とは自分自身の仁徳を高めることが、
本来の意味であり、専門知識を得るとは異なる。
その中でも学問を修め、知識だけで終わる人間、
それを自分の実生活に取り組んでいる人間。
知識だけの学問習得は「口耳の学」(こうじ)という。
自分の生活に取り入れ、日々自省を怠らない学問を、
真実の学問という。略して「実学」である。
実学は漢字の如く、実になる学問であり現実化する。
人生には多くの試練や辛苦があり、心疲れる時が多い。
その疲れを払拭するのが「心の学問」であり、
人に対しては仁徳の学問である。
現代は知識を得やすい時代、その知識を活かすのは、
日々の実践と自分に負けない克己の継続である。
和国 仁徳学問所 心の学問「儒学・心学・仁学」