仁の学問「心学」卑怯
物事に卑怯な人間。
卑怯とは自らの心を卑しくして、
日々、何かに怯えている。(おびえ)
卑怯な人間は自分を卑しめ、周囲の人間に対して怯えている。
ゆえに卑怯な方法を取り、相手を責める。
この卑怯さは薬では治らなし、一生続き、辛苦の人生を過ごす。
自分自身で自分の卑怯さが知ることができず、
周囲の人間も遠ざかり、親しい友も少ない。
友は同じ卑怯な人間が集まり、互いに人を責め、慰め合う。
人間、生まれて初めから卑怯な人間はいない。
しかし、育つ中で仁徳を学び、それを実践することがなかった。
人間にとっての教育は人間形成の根幹である。
もう大人の年齢になった人間は自己教育が必要である。
和国 仁徳学問所 心の学問「儒学・心学・仁学」