仁の学問「心学」自分の道
過去を振り返れば、そこに自分の道ができている。
心で思ったことが、現実となって道を成した。
過去の心が現実とこれからの未来を創る。
その心が蒔かれた種の内容によって、芽と花が異なる。
朝顔の種は朝顔の花が咲く、菊の種は菊の花が咲く。
天地自然の道理に従い、種の役目を果たす。
心の善悪もそれに合わせた質量の花が咲き、実を結ぶ。
心はまさに田畑である、ゆえに「思」という漢字がある。
これからの未来は今と過去が創り、新たな現実を創る。
自分が為すべき事を日々思い、実行し、実現化する。
心で思うことから始まる自分の人生。
他人や社会の影響もあるだろうが、
自分の心が未来を創ること忘れずに生きる。
時には過去の自分を思い出し、自省の時間を設けよう。
和国 仁徳学問所 心の学問「儒学・心学・仁学」