仁の学問「心学」人を観る

 

人を観る、人の事が気になる、人を僻む、人を妬む、

 

人は自分に害を与えていないのに、

 

人の言動が気になり、人と好き嫌いで付き合う。

 

このようなことを心で思っても、心の栄養にはならない。

 

それよりも自分自身の心が傷つく。

 

自分の心身に対して仁の心に欠ける人間である。

 

人の良いところを観ては、足を引っ張る為に吹聴して、

 

少しでも自分を高めようとするが、

 

周囲の人間はそう思わず、自分の不徳を感じ、人格を評価する。

 

人の悪口や妬み僻みは、自分の不仁不徳を振り散らすと同じ。

 

その時、自分の顔を観ると分かる。

 

心と同じような顔になる。

 

自分の心を観ることができる人間、自省できる人間は、

 

常に心の鏡を持っているから、心の顔を観ることができる。

 

和国 仁徳学問所 心の学問「儒学・心学・仁学」