仁の学問「心学」心の器
自分では気がつかない心の器。
他人の相(すがた)を観れば、心の器が観える。
人間誰しも怒りや悲しみの感情を持つ。
特に怒りの感情は心から外に出易い。
すぐに怒り八つ当たりする人間、
自分の落ち度を他人の所為にする人間、
人を責めて、鬱憤を晴らす人間。
心の器が小さい為に怒りや不満の感情が心の外に出る。
愚痴なども同じで愚痴は「言う」ではなく「こぼす」と言う。
自分では観えない心の器、人の言動を観て学ぶ。
人の心を観たら、自分の心を省みる。
人の心を観たら批判や吹聴せずに、自省の心が大事。
自分以外は自分の心を育ててくれる仁の応現である。
この仁の応現をいつも心に留め置き、感謝の心を忘れずに。
和国 仁徳学問所 心の学問「儒学・心学・仁学」