仁の学問「心学」祈り
祈りは宗教を超えた人間の生命活動である。
幸せになりたい、裕福になりたい、健康でありたい、
不幸や貧困、病などを避け、心身ともに養生する。
自分の心身に祈ることは、当たり前のことであり、
宗教ではなく、ただ祈りに専念することで、
心身は祈り本願に向かうことになる。
後の人間がこの祈りを宗教へと変えていった。
寺社仏閣に行かずとも、どこでもいつでも祈ることはできる。
金銭的な布施も要らない。
ただ、自分自身や身内、そして他人への仁が必要。
自分や人への思いやり、慈しみを尽くすことによって、
その心と力は自分自身に返って来る。
人への祈りや願いは我が身に返るのが、
天地自然の道理「仁」である。
和国 仁徳学問所 心の学問「心学・仁学」