仁の学問「心学」人工物
人間の科学によって自然に近い物を作れる。
それを人工物というが、最近食品も人工物が多い。
もし、人工物を食べた場合、身体は異物と思い闘う。
それが現代病の原因とも言われる。
食品は天然の物が身体に良い。
いくら科学や化学が進んでも自然の物には敵わない。
最近、自分の身体は自分が守らなければならないと、
言われている。食品の数はどんどん増えて便利な時代になり、
その便利さが人間を病気の世界へと引きずりこんでいる。
美味しいから身体に良いわけではない。
安いから身体に栄養がないわけでもない。
一生自分自身を支えてくれる心身を、
自分ができる範囲で養生しなければならない。
心は修養、身体は養生、まさに仁を養うことである。
*心身養生講座より
和国 仁徳学問所 心の学問「心学・仁学」