仁の学問「心学」飾らない
仁徳高き賢い人間は自ら飾ることを避ける。
飾らずとも人から観れば魅力を感じる。
仁徳の心を蔑ろにする人間は、
自分に見栄を張り、言動を飾って、
自分自身を良く観せる。
心から光るものではない為に、
その飾りはすぐに落ちてしまう。
飾らず常に謙虚で寡黙、冷静、先と周囲を観る力、
これらを意識して実践すれば、心身に馴染んで来る。
理屈ではわかっても実践し続ける人間は少ない。
その為にまた自分を飾ろうとする。
心の学問が必要なのは、自分を変える好機になり、
人生の道を歩むのも楽になり、
人の言動も気にならないし、怒りも憎悪もない。
和国 京都 仁徳学問所 心の学問「儒学」