仁の学問「心学」最期の時

 

誕生という出発点から最期の終点まで、

 

多くの道があり、各自の心が選んでいる。

 

親から強いられる道もあれば、

 

仕事や事業が失敗して道を変えることもある。

 

裕福な人生で終わる人間、貧困の人生で終わる人間、

 

それぞれ自分自身の人生劇場を生き抜き演じている。

 

裕福だから成功とは言えない、

 

貧困だから失敗とは言えない。

 

友人知人の数は裕福や貧困とは比例しない。

 

ただ、最期の時に自分が自分の心に「悔いのない人生」を

 

言えるかどうかである。

 

突然の病死、災難や事故での即死こそ不幸ではあるが、

 

予測できない為に、日々、就寝時にこれまでの人生を思い、

 

自分自身に語りかけることである。

 

和国 京都 仁徳学問所