仁の学問「心学」天候
天候は日々変わり、生きとし生けるものを活かしている。
人間も同じで、自分の目の前に広がる事象は、
自分自身を活かしてくれる仁の応現である。
楽しいことも、悲しいことも、うれしいことも、
辛いことも、全て自分自身の心を強くする為に、
天地自然の道理である仁が相を変えて、
晴雨の如く変化する。
動植物はそれを素直に受け、または対応に併せて進化する。
自分では気づかないが、それなりに心は進化をして、
強くなっている。それに気はつけば、辛苦は半減する。
如何なることがあっても、仁の応現と思うことが、
仁徳の学問であり、心学である。
投げやりになることなく、人の所為にすることなく、
八つ当たりなどをせず、心を大きくして自分を活かそう。
和国 京都 仁徳学問所