仁の学問「心学」自慢
今は昔に比べて自分自身を自慢できるようになった。
不特定多数の人間にも自慢ができる。
しかし、自慢の数ほど自分への人格評価もある。
ほとんどは僻みや妬みである。
一歩通行の自慢掲載なので、反応は返って来ない。
自慢の度合が高いほど、妬み僻み、嫉妬が多く、
自分自身の価値を下げている。
昔より謙虚が人格の基本であることを知らない人間は、
人生で多くの損をしている。
最近では清貧という言葉が死語に近い。
清貧とは貧しいことではなく、謙虚で質素、無駄を避け、
心円やかに生きることである。
自慢したければ、自分自身の心に語り、自分を褒めれば良い。
自慢も良いがほとほどに、自慢ほど損する言動はない。
和国 京都 仁徳学問所