仁の学問「心学」公人
公人たる者は自分が公人であることを、
常に意識して、公人たる言動を慎むこと。
世間と同じような言動、もしくは私欲に絡む言動、
公人たる資格はなく、国は安定しない。
公人は公人の職に就く前は普通の人間、
公人になったから仁徳が備わったわけではない。
逆に公人の職に就いてから仁徳を修める学問に励み、
朝早く出勤し、夜遅くまで働き、民の為に尽くす。
人間的には「仁・義・礼・智・信」を重んじ、
民から信頼できる人間を目標に生き切る。
そして公費を極力使わず、民に回すこと。
公人の目標である国富と民富を忘れずに日々努める。
1500年前に聖徳太子が発布した憲法十七条、
すでに太子の時代から公人の基本を述べている。
和国 京都 仁徳学問所