心の学問「儒学」含蓄
含蓄を考える人間が少なくなった。
というより含蓄という言葉と意味を習うことがなくなった。
含蓄(がんちく)言いたいこと、教えたいことを、
全部言わずに含みを持たせることを意味する。
他人に注意する場合、言いたいことを全部話す人、
余計なことまで話をする人、そのような人間は
相手がもし間違ったことを行なった時でも、
徹底的に責めれば、相手は逆上する場合が多い。
五分から六分くらいに話をして、
相手に考えさせるようにする。
その考えさせるような内容を含んだ話をする。
衝動的に話をする性格の人間は含蓄を持たず、
相手に嫌な思いをさせ、自分も嫌われる。
話すと同時に考えさせるような会話を修徳すること。
京都 仁徳学問所 儒学生募集 儒学を広めよう