心の学問「儒学」反対の存在
金銭を持てば、失うことを悩む。
金銭を持たなければ、失うことはないが、金銭を欲しがる。
健康であれば、病に罹ることに悩む。
病であれば、健康に戻りたいと願う。
裕福と貧富、健康と病気、成功と失敗、幸福と不幸。
それぞれに反対の存在があり、迷いや悩みの原因になる。
心配になる前、自分が立場や存在の反対を思うこと。
万が一、そのような状況になった時の心を予想し、
常に心の修養を行い、心が揺るがないようにする。
漢方でいう「未病を治す」と同じである。
如何なるものにも陰陽が働き、天地自然の道理がある。
自分の意思とは違うことが起きるのが天地自然。
それに備える力を持つ人間、誰しも持つ力。
心の学問は聖賢偉人たちの歩んだ道でもある。