心学抄「惑い」

 

藤樹曰く 心の本体は 惑いという砂塵が

 

多くの耐えがたい苦痛をもたらす

 

学問とは その惑いの砂塵を洗い流して

 

心を安楽な状態に返す道である

 

*藤樹 中江藤樹 日本陽明学の祖 江戸初期の儒学者