仁を修める「仁和」

仁の心を具体化した「和」の心。人を慈しむ大いなる心である「仁」、その仁を具体的に言動したものが「和」。「仁和」は日本の元号となり、やがてその元号時に建立した寺院の名称にもなっている。

和は融合、謙譲、互助、協調などであり、争いや誹謗中傷など不徳のない純粋な心。特に日本人が好む「和」は日本国をも意味する。

日本は他国と争うことない平安の地でもある。過去の大戦などの苦い歴史もあるが、「和を以って貴し」の心があれば平和を保てるだろう。

現実、争いや人種差別をしている国は仁和の心に欠けているかもしれない。しかし、日本自ら「仁和」の心を世界に知らしめ、仁徳大国の日本が先頭に立つことを切に願い、一人ひとりが実践すべきであろう。

この和を「理想」と蔑ろにせず熟考し、家庭、企業、組織、社会の和の心を以って互いに助け合い生きたいものです。

その為にも仁を普段から修養しなければならない。仁の心があってこそ、和の心になる。仁と和は一体となり、仁和と云う安寧な社会が創れる。