心学「静坐」
心乱れている時、人と会うことや話をしない方が良い。
心が乱れていれば、言動も乱れ、会話の内容も乱れている。
乱れた内容では十分に意は伝わらない。
心乱れたら、すぐ言動に移さないこと。
まずはゆったり静坐をする。
静坐の時は焦る自分を客観視する。
何を話しすべきかを短くまとめてみる。
静坐は座禅と違い、椅子に腰掛けても良い、
静かな音楽を聴きながらでも良い。
心落ち着かせるのも自分の心、心乱すのも自分の心。
心は自分を創り出す親でもあり、自分を労る兄弟でもあり、
一生付き合う最愛の友でもある。
心に出て来る大勢の自分と対話する時は、静坐が最も良い。
慣れるまで時間を要するが、決して無駄な時間ではない。