心学「心気」
心の気分、心から発する気。
日々、心で思う質量が力となって気となる。
気は観えない無相だが、質量によって影響が左右する。
気は心であり、心は人である。
心はいつも空である為に、思うことの質量が溜まり、
善悪の配分が決まる。
心気は心から身体に伸びる管のようである。
細い管もあれば、太い管も心につながっている。
それは心臓につながる多数の血管に近い。
心の臓器と言われる所以であろう。
人間の心身は精密な機械以上であり、
日々の心で思うことが力となって働く。
無形で思うことが、やがて現実となって来る。
心気は誰もが持つ無相の力、それによって人生人格が創られる。