心学「安全」

 

日本は世界でも多くの面で安全と言われる。

 

安全性とは天から降って来るものではなく、

 

機械的安全性、人的管理の安全性が揃ってこそ、

 

安全を保つことができる。

 

機械の整備点検を怠る、人的管理の怠慢など、

 

安全性を失うことになる。

 

安全の安とは家で女性が平穏に暮らせること、

 

安全の全とは王が平穏に国を治めること。

 

まさに天地自然の道理である。

 

互いに思い合い、慈しみ合う心、まさに仁である。

 

自分の小さな「怠け」が大きな事態を招く。

 

日々、自分の「為すべきことを成す」を確認して、

 

怠け心を起さぬように、自分自身を修養する、

 

怠けは「心の上に台」と書く、揺るぎのないように。