心学「比較」
他人と自分を比べてみる。
ここで人間性が観える。
比較して良い点を探し、見習う人間。
比較して悪い点を探し、見下す人間。
この時点から心の成長度が異なり、
上昇する人、下降する人、それぞれではあるが、
心を耕し豊作を願う人間、荒地でも構わぬ人間。
さて、自分はどちらの方に入るだろうか。
それは他人より自分自身がより分かるはず。
分かるとは分別すること、理解とは解くこと。
自分を真の自分と虚の自分に分けられる人間、
自分自身の心を解いて、真理を見出すことが、
できるか否かは自分の心一つである。
日々、それは続き最期の時まで続く。