心学「善悪」
善悪の分かれ道。
心の中で迷いは誰でも生じる。
その迷いに善悪の分岐点があったとすれば、
選ぶのは自分自身の心。
たとえ、他人からの助言や命令があったとしても、
その決断も自分の心。
しかし、悪を選んで自分の失敗や罪になった場合、
心弱き人間は人の所為にして、自分を庇う。
善悪の分かれ道に立った場合、智の力を要する。
この智は「仁・義・礼・智・信」の智であり、
先を観る心の力でもある。
この智を養う方法として、過去の偉人たちは、
聖賢の書を紐解いた。
歴史は先人たちの善悪分岐点選択を教えてくれる。