心学「省みる」

 

自分を省みることは、自分を観ること。

 

自分を正しく観ない限り、誠の道を歩むことはできない。

 

自分の過去、自分が為し得て来たことを省みて、

 

反省するべきところを、改める必要がある。

 

省みるの「省」は「省く(はぶく)」の意味もある。

 

省みるということは、過去の自分で余計な言動を見出し、

 

それらを省くことにある。

 

余計な言動は心にあり、定期的にそれらを省き、

 

日々、浄らかな心を以って、浄らかな言動を心掛ける。

 

その為にも日々自省を怠ることなく、

 

余計な言動になりそうな邪心を省くことである。

 

心の学問は自己教育であり、仁徳を積み、

 

他人に迷惑を掛けることなく、謙譲の心を持ち、

 

人生の道を楽しく歩むことである。